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一番当たる占いを見つける6つのヒント



占いが当たるとか当たらない、というのは不毛な議論だと思っています。


というのも、占いはエンターテイメントであり、必死ですがりつくものではなく、あくまで遊び感覚で「楽しむもの」だからです。


とは言え、いざ自分が占ってもらう立場になって「なんか当たらないなあ」と感じたら、きっと損をした気分になってしまうでしょう。


今回は、より自分にとってしっくりくる、納得できる占いを見つけるためのヒントをご紹介します。


1、しっくりくる言葉を見つける


よく、占いは「当たる」か「当たらない」かで議論されますが、そもそも「当たる、当たらない」と判断する理由はどこにあるのでしょうか。


厳密にいえば、当たる当たらないを判断するのは自分の感覚であり、内容よりも「どんな言葉で伝えられたか」であったり「その言葉の耳障りがいいか」「理解できるか」ということだったりします。


占い結果が同じであったとしても、AさんとBさんでは「言葉や伝え方」が異なるため、当たったように感じたり、外れてるように感じたりします。


ここで言えるのは、あくまで占う側と占われる側の相性が重要ということです。


そのため、たとえば占い師さんのSNSや動画をチェックしたり、毎週や毎月更新されている占い記事をチェックすることで、その人の言葉を読んでみて「わかりやすくて、言葉のチョイスにセンスを感じる人」を選ぶと、納得できる占いにたどり着くことができます。


逆に「なんか嫌だな」と感じたり「当たった感じがしない」「しっくり来ない」「イライラする」という場合は、あまり深く踏み込まずに立ち去った方が、占いというコンテンツをより楽しむことができます。


2、周囲の評判はあまり関係ない


占いは、占う側と占われる側の相性が重要です。


相性の良し悪しが重要ということは、ひとつ注意しなければならないことがあります。それは「評判が良い占いも、相性が悪ければ外れたと感じる」ということです。


行列ができるような、予約もなかなか取れない占い師さんがいて、友人に「あの人は当たるよ、おすすめだよ」などと言われて、実際に占ってもらったけど、そうでもなかった。という経験のある方もいらっしゃるでしょう。


自分にとって当たる占いを探す場合、周囲の評判はあまり関係ありません


そのため、SNSで「今話題の!当たる占い師!」みたいな記事を見つけて読んで「なんか違うな」と思ったら、その人はもう相性が悪いと判断して、新しく別の人を探した方がいいでしょう。


実際、私も人気占い師さんの週刊占いを読んでみて、全く意味が分からない(言葉の意味はわかるけど、内容が頭に入ってこない?)ものであったり、言葉のチョイスが苦手な人(言葉が乱暴だったり断定的な言い方をしていたり)であったりした場合は、その後読まないようにしています。


3、「不幸になります」に注意


占いはエンターテイメント、ということは、楽しむ気持ちが大事なのですが、やはり中には本当に人生が辛くて、藁にもすがる気持ちで占いに駆け込む人もいます。


しかし、そんな弱った人は「ズバリ当たる占い」を求めてしまうがゆえに、過激な表現の占いに傾倒してしまうことが少なくありません。


例えば「あなたの家にある古い家具がよくないので、それを捨てないとどんどん悪いことが起こる!」なんて言われて、実際捨てたら運気がよくなった気がする→ズブズブと沼へ…というパターンもあります。


確かに、一時的に痒いところに手が届いたような気がするのでしょうが、不運はずっと続くものではありませんし(大体、どん底が見えた後は上がっていくもの)、これをきっかけにして商売に繋げていく商法もなくはありません(詐欺まがいの)。


また、楽しむことが目的の占いで「〇〇しないと不幸になる」とか「今年は一切良いことが起こらないです」というような、断定した発言が多い人も、ズバリ当たっているように感じるかもしれませんが、言葉で相手を縛る、という作戦の商法なので、あまりおすすめできません。


第一、あなたの人生は良くないのでずっと不幸です、なんて冗談でも言われたら、ずっとその言葉が引っかかって、苦しむのではないでしょうか。


そんな悪いことを言う人の言葉は、信用しない方が身のためです。


良くない印象の言葉を、断定した言葉で発言するような人の言葉は、あまり耳にも目にも入れない方が、占いを楽しむことができます


4、良いアドバイスがあるかどうか


占いの結果は良いものばかりではありません。もちろん、受け取り方によるのですが、重要なのは「どうすればいいのか」というアドバイスです。


例えば、タロットでは「塔(タワー)」のカードは恐れられています。現状が壊れたり、関係が崩壊したり、という意味があります。


ただし、例えば古い建物を崩して一旦更地にしないと新しい建物が建てられない、というイメージをもって表現すれば「壊れるべきものが壊れる」という意味にもなります。また、新しいスタートの予感、とも言いかえることができます。


現時点ではそれを衝撃(ショック)と感じるかもしれませんが、後日思い返してみると「あれは壊れた方が良かったんだよな」と思える、というようなカードです。


このように、マイナスイメージのある結果が出る場合においても「では、どうしたらいいのか」というアドバイスをどのように導き出すか、という点が占い師の腕の見せ所でもあります。


アドバイス内容が、非現実的であったり、抽象的であったり、当たり障りのない内容だったりすると、占ってもらう側はあまり満足感を感じません。


  • 非現実的…現状難しいのに海外移住を勧めたり、大きな買い物を勧めたりすること。

  • 抽象的…「南の方角に行けば良い」「赤いアイテムを集めるといい」などの、ぼんやりとした具体性のないアドバイス。

  • 当たり障りのない内容…親を大事にするといい、起きたら毎朝挨拶するといい、などの当たり前の行動のような、ざっくりした中身のないアドバイス。

これらが悪いというわけではありませんが、ここから一歩踏み込んだアドバイスがあると満足感が増しますし、占い師のテクニックが見えて楽しいところです。是非「じゃあ、どうしたらいいのか」というアドバイスの部分に注目してみましょう。


5、自分に合った占術を見つける


占いと言っても、様々な占いがあります。四柱推命や姓名判断、数秘術、占星術もいろいろな種類がありますし、サイコロを使った占いもあります。カードを使った占いも、タロットだけではありません。


実は、私の場合、西洋占星術は自分にとって当たる気がしています。しかし、四柱推命はあまり当たっているような気がしません。


「あなたはこんな性格です」と言われても「いや~?違うぞ~?」という気がしてしまいます。つまり、私の場合は四柱推命とは相性が良くないのです。


このように、いろんな占術がある中から、自分に合った占術を見つけるのもポイントとなります。


占いサイトにある無料のお試しなどをいくつか試してみて、違うと感じた占術を省いていくといいでしょう。


6、長期的に追いかける


占いが好きで占いを追いかけてきてわかったことが「占いは短期で見てはいけない」ということです。


占いが特別好きではない人は、せいぜい雑誌やテレビの12星座占いや、おみくじで運勢を占う程度ではないでしょうか。


または、普段は気にしないけれど、苦しい状況に置かれたときだけ占いを見る、という人もいるでしょう。


もちろん、それはそれぞれの楽しみ方として正解ですし、占いはエンターテイメントなので、個人の楽しみの範囲で嗜むのが理想です。


ただ「自分に合った占いを見つける」という目的がある場合は、このように「気が向いたときにだけ見る」という使い方をしていては、なかなか見つかりません


たとえば、西洋占星術では、月の移動は毎日の運勢に大きく関わっています。


月の形が変わるだけでなく、星座(円のように12星座分回ります)間を移動します。


毎月、新月や満月がありますが、双子座で起こる満月と乙女座で起こる満月では、意味が異なります。これは運勢に影響を与えます。


ところが「気分が落ち込んだときだけ占いを利用する」という場合、おそらく運勢があまり良くない時期にばかり占いを見てしまっているので「いつも良くないことが書いてある、私の人生は真っ暗なんだ」と勘違いしてしまう例も少なくありません。


とくに女性は月経の周期(約28日前後)と気分の浮き沈みが重なっており、月の満ち欠けの周期も28日なので、人によっては「新月の時だけ占いを見ている」など、情報に偏りが生じる可能性があります。


気分が落ち込んでいるときは何をやっても気分が優れないこともあり、占いジプシー(納得できる結果が出るまで、あちこち占いをハシゴする状態)になってしまう場合もあります。


また、長い間定期的に占いをチェックしていると、波長が合う時と、合わない時が出てきます。これは、その占い師さんの腕が落ちたのではなく、自分がちょっと特別な状態にいる、ということを指します。


こういう時は、雑誌などのざっくりした太陽星座による12星座占いなどではなく、個別に鑑定してもらわないと当たらない状態でしょう。


(西洋占星術の場合、どの星が強く影響が出てくるかというのは、かなり個人差が出るので、状況のすり合わせも必要です)


気が向いたときだけ短期的に、という楽しみ方も悪くはないのですが、占いも自分自身のことも長期的に観察して、パターンを見つけることによって、より深く占いを楽しむことができます。


「自分を知る」を諦めない


「当たる占い教えて」などとよく言われますが、おそらくどの占いも当たりますし、どの占い師さんも実力を持っています。


あとは、それらの占いを受け取る「自分のことをよく知る」ということが、占いを楽しむ最大のポイントとなります。


お店に売ってる服はどれも素敵ですが、大事なのは自分がどんな体形でどんな顔をしていてどんな色が好きで、どのような服が似合うか、という点です。


つまり「自分にとって当たる占い」を見つけるためには「自分自身をよく知る」ということを諦めずに探求することでもあります。


とくに占いは、自分の気分を高めてくれる言葉を探す行為でもあります。時に優しく慰めてくれたり、褒めてくれたり、叱咤激励してくれたり、そうやって気分よく過ごすためのツールです。


どうか占いを「当たる・当たらない」で判断するのではなく、アクセサリーのように、自分にぴったり合うものを探してみましょう。



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